皆さま、ご安全にお過ごしでしょうか!
先日、訳あってNHKの解約手続きをしたときの経験をご紹介しておきましょう。
NHKの解約って、なかなか機会がなくて、人生でもなんどかあるかないかという経験なので、誰かの参考になるかと思い、記録しておきます。
結果的に、何がしたかかったかというと、いわゆる「世帯消滅」の手続きなんですけど、これが分かるまでにひと悶着ありました。
「NHKふれあいセンター」における”ふれあい”の意味とは?
まずは、NHKのHP等で案内されている「NHKふれあいセンター」に電話したのですが、「解約」の一言を言った途端に、オペレーターの女性は一気にけんか腰で、絶対解約はさせないという闘志が漲ります。
どんな事情で解約したいのか?それによって手続きが変わりますかから、教えてくださいな?というのが普通に考えれば、最初のやり取りだと思いますが、いきなりマニュアル通りの質問攻めで、そのフローでオペレーターの満足できる回答ができないかぎり解約の書類は送れませんから、解約はできません!というスタンスで、解約させないことが最優先課題として命令されている様子がありありと感じられます。
あまりにけんか腰の剣幕なので、なんだか悪いことをしているような気がして電話を切りましたけど、あまりに横柄で理不尽な対応なので、もう少し調べ直して、今度はNHKの地元局の営業窓口の電話番号にかけ直してみました。
NHKの営業窓口には話の通じる人がいる!
するとどうでしょう!
解約したい事情はなんですか?ああ、そういうことなら「世帯消滅」が一番手間がかからないと思います、手続きはこの電話だけで完了します!とさらさらと教えてくれるじゃありませんか!!
調べてみると「NHKふれあいセンター」はNHKから外注された業者が運営しているらしく、そのマニュアルでは、とにかく契約者の申し出の揚げ足を取ってケチをつけてでも、絶対に解約させないことが最大のミッションになっているようです。
一方、NHKの営業窓口は常識的な「相談」ごとが成り立ちます。
カスタマーがなにがしたいのか、それにはどの手続が一番スムーズで適切なのかを顧客の立場をくんでアドバイスしてくれます。
ある意味、当たり前の対応が成り立っています。
NHKの手続きは「NHKふれあいセンター」を避けることが肝要です!
今回の教訓としては、NHKの契約で何らかの変更をしたい場合は、電話料金はかかりますが、最寄りのNHK放送局の営業窓口に直接電話することをオススメします。
NHKと堂々と喧嘩したい人は「NHKふれあいセンター」に電話して、権力と思う存分言い争ってみてください。(通話は録音されていますから、要注意ですよ)
暇つぶしや話の種にはなるかもしれませんが、日々の生活に忙しい人には向きません。
NHKはいい番組を制作しているのは間違いないので、無くなると全国民が困るのですが、受信料の徴収に関する対応については何故かスマートではないのですね。
よほど後ろ暗いことがあるからそうした過剰反応になるわけでしょうが、それにしても外注の仕方がマズすぎるので、消費生活者の立場からのアドバイスがミッションでもあるFPの立場としては、消費者生活センターに通報しようかとも考える昨今です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは今日はこのくらいで。本日もご安全に。